村上くん担で中村くん担がもしも塾を観た話


トラジャ単独公演の日。お昼ご飯を食べつつ、友人から
“その”チケットを譲り受けた。


ああ、来月。楽しみだな… グローブ座に立つ村上くん……



感謝しつつ鞄にしまった。まさかその数時間後に自担から、“その”舞台の名前を聞くことになるとは夢にも思わず。


当日まで


MC中、それは突然のことだった。

「僕と閑也で村上くんの“もしも塾”に出ます!」













えええええええええ



たくさんお知らせがあってうれしい!って感じに始まった告知タイム。呼ばれた自担、中村海人くんの名前。(やった!!!なんのお仕事だろう?)と一気にテンションが上がる私。

でも、え、いまなんて? もしも塾?


それ、村上くんのやつちゃうの??


え……… 「ぎゃーーーーーーーーーーっ…」


次の瞬間には無意識に叫んでる自分がいた。
隣の友人へ助けを求める。息ができない。しんどい。



想像もしてなかった。したことなかった。
村上くんの舞台に?うみちゃんが???うそやろ???


「リハーサル一回して〜」「しずや滑り倒してたよ〜」「メンタル鋼になる〜」って楽しそうに喋るしずんちゅがいるステージを呆然と眺めるis私。



もしも塾。グローブ座でイフオアの残り香を少しでも嗅いでしまったら。面影を少しでも見つけてしまったら。その時点で泣いてしまいそうだ、と思っていた。

けど、そこにうみちゃんがでるんだ…




数日後。改めて概要を見て、即興劇だと知る。

チケットsold out後の出演情報。

アウェイ状態での本番。

いやいや関ジャニ∞じゃないねんから (どんなツッコミ)


村上くんの舞台だから安心で、だけど村上くんの舞台だから不安で…… 迎えた初日18:00。TLをそわそわと往復する私。まだかまだかとレポを待った。



流れてきたレポを読んだ私は己の浅はかさを恥じた。めちゃ褒められてた。しーくんMVP取ってた。


海人って呼ばれてるん?え?いや、ふつうに考えたらカイト以外に何があるの?って感じやけど。でも、どんなに想像しても村上くんの口からトラジャの名前が出てくる世界を思い浮かべることができなくて。



そして迎えた最終日


東京へ向かう新幹線の中で「まるちゃんとケンティが…」というレポを読む。

まるちゃん?ケンティ?

え???


夜公演も出てくれた訳ですが、より一層「私は東京に何を観に来たんだろう」感を味わえて、最高でした。それはイフオアにも通づるとこあった。



(唐突にグローブ座の写真)


グローブ座へは、昨年の「If or...Ⅹ」振り。おおよそ一年振りだったけれど足はしっかりここまでの道を覚えてた。

「しばらくは来ないかなあ」と昨年、グローブ座を後にしてたので正直まだ、この期に及んで現実味がなかった。入り口で学級通信のようなフライヤーをもらい、アンケートを取り、ひたすら開演を待った。3階席ってこんなに見やすいんだな… という新たな発見もあった。



ついに開演。ぼんやりと暗闇に見えてたホワイトボードの前にやってきたのは先生だった。

「ああ、会えてしまった」


ここでもう既に村上担としての私がホロホロと泣いた。せんせー… 会いたかったよ〜〜… ズボンぼろぼろだったんだけど、ちゃんとウサギのアップリケ付いたままだったね。CEOだらけの先生かわいすぎて変わってなかった。ひと演目めとふた演目めの間にヅラを裏に忘れてくる、おっちょこちょいなところもそのままだった。


スマートに概要を説明し、いよいよ演者を呼び込む先生。

裏からゾロゾロ…とやってくる。先頭はしーくん、次にうみみ、まるちゃん… えっと、とにかくもう私は村上くんとうみちゃんが同じステージに立っているという現実が受け入れられなかった。双眼鏡の右と左に自担と自担が入る。両手に花ってこういう状態だったっけ???これどっち見たらええの?????そんな時、村上くんがさらっと


「カイトは〜」





ジーザス……………


いい今世だった。そう思った。


その後、客席のCEOがよく見える席(村上くん談)のお客さんがちょうど入って来られたので仕切り直して再入場してくれた。今度は電車ごっこみたいに連なって入ってきたんだけど、うみちゃんの肩をまるちゃんが掴んでるんだよね… 順番的に当たり前なんだけどもうなんか… ええ… (キャパオーバー)


ホワイトボードくるんってしたらお題が書かれてあるんだけど、ハァ イフオア…って溜息がでてしまうのは許してほしい。わたしは今「もしも塾」を観に来ている… (念)


ひと演目めは「桃太郎」
演者の人は登場人物が書かれた札を一斉に引く。やっぱり先輩が選ぶのを待ってる子が多くて縦社会〜〜となった。次に登場人物の名前がボードに貼ってあるので、引いた役の下に自分の名前を貼る。この名前の札をうみちゃんはペラペラしたり、端っこをニギニギしたり、お腹をつついてみたり… 落ち着きがない… かわいい。

まるちゃんとケンティが入った分、配役が足りないので、追加されたのは「鬼ヨメ」(昼公演は「桃太郎の彼女」だったらしい)


ちなみに配役は、


桃太郎ことSiri太郎:まるちゃん
力持ちなおばあさん:しーくん
ムツゴロウおじいさん:うみちゃん
ラッパー犬:ひかるくん
心優しき猿:今江くん
美味しいキジ、その弟:こじゃないる(2役)
シックスパック小鬼:有岡くん
鬼ヨメ:ケンティ でした。めちゃくちゃ面白かった…



詳しい内容は色々な人がレポをあげてくれているので割愛しますが、というかめっちゃ笑ったのにいまいち内容を覚えてないんだよな〜〜 これは持論なんですが、本当に楽しかったことってその内容よりも「楽しかった!」ってことのほうが強く、色濃く残るような気がしてる。


冒頭、川上から流れてきた桃(まるちゃん)を担いで持ち帰ったしーくんにどよめきと拍手が起こって「力持ちしーくん…!!!」と胸が高鳴った。

あと生まれてきたのが何故か桃太郎じゃなくて凶暴なモンスター(まるちゃん)で、しーくんに攻撃的なのにうみちゃんにめちゃくちゃ手懐けられてて笑った。まるちゃんの腹を撫でるうみみ…


あと好きだったのは良い人すぎるが故に鬼に対しての恨みが全く思いつかない今江きゅん…


(上記も私です)

あまりにも優しいからSiri太郎と犬が土下座で「お願いだからもう少しちゃんとした恨みを…」って懇願してて、むちゃくちゃ笑った。


家族になろうよ、も抜群だったな… あとポジティブに食べられたがるキジ兄弟…



ふた演目めは「かぐや姫
昼公演で二演目とも主役を引いたケンティとさっき桃太郎を引いたまるちゃんには村上くんから牽制があって、「千秋楽!泣いても笑っても最後」のさいごにかぐや姫を引いたしーくん。顔全体に「やってもうた」って書いてあって手に汗握った。


配役
ルージュのかぐや姫:しーくん
芝刈りもさせられそうになったおじいさん:今江くん
かかあ天下おばあさん:ひかるくん
《K4》※求婚者のK
明寺司:ケンティ
沢類:まるちゃん
門総二郎:うみみ
作あきら:有岡くん
(確かゼッケンの色が大体メンバーカラーだ〜と思った記憶)

人気投票No.1最有力候補・マゴ(追加キャスト):こじゃないる


マゴがいいやつすぎて、他の出来事忘れちゃうくらいいいやつだった… 幸せになってくれよな…


あとケンティ考案のK4でうみちゃんはヒモみのある求婚者だったんだけど、

どこで習ったん…って思った。興奮はした。
うみちゃん総じてものすごくよかったよ〜〜 わたしの知ってるキャメロンはもうそこにはいなかった… (未だにキャメロス) うみちゃんの演技、もっとみてみたいな〜と思った。あと相変わらず声がいい。


最後はみんなで「にんげんっていいな」を歌うんですよ。まるちゃん筆頭にゆらゆら揺れたりボックス踏んだり(?)、でんでんでんぐり返って〜でちゃんとでんぐり返りもする。それについて有岡くんが挨拶で「(これで)放浪記超えたいですね」って言ってくれたのが今頃になってじわじわきている。ありがとう。



村上くん「おとといが初日で今日が千秋楽や!」
と、2時間前に詳細を知らされたケンティ(と本番まで何も知らなかったまるちゃん)へ言い放った通り、あっという間の3日間だった。


うみちゃんが高らかに「モノマネします」「江頭2:50さん」と言ったときは文字通り時が止まったけど、躊躇なくやり切って清々しさすら感じたし、私はうみちゃんのこと何にもわかってなかったのかもしれないと思ったし、村上くん何させてくれとんねん、ともおもった。(もちろん感謝もしています)

あれを見れただけでも、私は東京に行った甲斐があったと。そう思いました。




カーテンコール。スタンディングオベーションで迎える客席に目をまんまるにさせたのは誰でもない村上くんで。

「この光景を覚えとくんやぞ」


なんか、そんな感じのことを他の子たちに言ってた気がする。がんばったひとしか貰えないものだから、と。
村上くんはこれをあげたかったのかもしれないなーなんて、そんな風に思うみんなの顔でした。




第二弾も楽しみにしてるね。誰よりも楽しそうにしてた村上くんを見てしまったから、今はそう思います。というかCEOはあんまり出ません、と聞いてたけど結構でてたね??(笑) 褒めて伸ばす村上くんのやり方がとってもすきです。上手にできたこと、よかったことは素直に認めてあげられるところ、村上くんのステキなところだとおもってる!だから私は村上くんのことも、うみちゃんのことも、これからもたくさんたーくさん褒めるスタイルで応援していたい。


村上くん、今年もお疲れ様でした。
うみちゃん、22歳のお誕生日おめでとう。
毎日楽しい時間をありがとう。
ずっとずっと大好きです。